7月17日(水)【阪神-巨人】(甲子園)◯9ー6

　　【投手】(巨人)宮國-田原誠-青木-笠原-マシソン
　　　　　　(阪神)榎田-メッセンジャー-加藤-安藤-福原

【勝ち投手】榎田(4勝5敗0S)
【負け投手】宮國(4勝4敗0S)
　【セーブ】福原(3勝0敗4S)
　【本塁打】長野11号スリーラン(巨人)
　　　　　　浅井1号ソロ(阪神)

◇虎が前半戦白星締め！俊介「勝つしか」
　阪神が乱打戦を制し、首位・巨人とのゲーム差を２・５に縮めた。前半戦最終戦を勝利で飾り、巨人戦の連敗を４で止めた。
　阪神は六回まで７‐１とリード。しかし七回、２番手で登板したメッセンジャーが長野に３ランを浴びるなどで５点を失い、１点差に迫られた。
　しかしその裏に俊介の中前適時打で１点を奪って突き放すと、八回には浅井が２０１０年８月25日の広島戦（京セラ）以来、３年ぶりとなる本塁打を左翼席に運んだ。
　九回は福原が無失点で切り抜けた。
　自身３度目の１試合３安打で２打点と活躍した俊介が、ヒーローインタビューに登場。「また（お立ち台に）立てると思っていなかったので、本当にうれしいです。自分の役割をしっかりやって、チームに貢献しようと考えていた」と笑顔。巨人と２・５ゲーム差に迫ったことには「勝つしかないんで。全力で、結果にこだわってやっていきます」と力強く話した。
　先発の榎田は６回を投げ１失点で４勝目を挙げた。今季の４勝のうち３勝が巨人からという“巨人キラー”は「巨人戦になるとファンの方が後押ししてくれるんで、いいピッチングにつながっていると思う」とファンに感謝した。（デイリースポーツ）