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Channel: 阪神守護天使・今日のおちちゃん
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7月20日(土)オールスター第2戦【 全セ3−1全パ 】(神宮)

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  【投手】(全パ)牧田-千賀-青山-佐藤達
      (全セ)菅野-小川-石山-藤浪-山口-山本哲

【勝ち投手】小川(1勝)
【負け投手】牧田(1敗)
 【セーブ】山本哲(1S)
◇5年ぶり舞台でMVP=阪神の新井貴、自賛の3安打
 決勝打は中堅へきれいにはじき返した。1-1の三回2死一、二塁から全セの6番、阪神の新井貴が放った打球は、投手牧田の両足の間を抜けた。「いいスイングだった」と自賛する一振りで、最優秀選手(MVP)の座もぐっと引き寄せた。
 牧田とは相性が悪かった。交流戦通算で7打数無安打。そんなデータを覆すように二回の第1打席でも中前打を放っていた。
 牧田からの2本にとどまらず、七回にはオリックスの佐藤達から中前打を放って3安打。打撃の感覚はいいようで、新井貴はお立ち台で「いいスイングだった」と繰り返した。
 5年ぶりとなるオールスターで、初めてのMVPを獲得。「久しぶりなんですけど、楽しかった」と充実感に浸った。(時事通信)
◇藤浪 中田と山なり“乱闘劇” 西岡ニンマリ「2球目は谷繁さん」
 マツダオールスターゲーム2013は20日、神宮球場で第2戦を行い、全セが新人4投手の好投で全パを3―1で下した。4番手の阪神・藤浪晋太郎投手(19)は2回無失点。大阪桐蔭の先輩、日本ハム・中田翔内野手(24)にスローボールを2球続けて挑発した上、空振り三振を奪った。ヤクルトの小川泰弘投手(23)が勝ち投手になり、日本ハム・大谷翔平投手(19)も球宴初安打とフレッシュな力が躍動した。第3戦は22日に東日本大震災の復興支援試合として、福島県いわき市のいわきグリーンスタジアムで行われる。
 ポワ~ン。そんな効果音がふさわしい、藤浪のまさかの初球だった。6回2死。まるでキャッチボールのようなフォーム、そして投球だった。相手はパ・リーグの4番・中田。頭のはるか上を越えるボールに、母校・大阪桐蔭の先輩は大きく体をのけぞらせた。満員の神宮のスタンドが、どよめきとともにドッと沸く。大爆笑。藤浪も、中田も笑っていた。球宴の舞台で、吉本新喜劇ばりの大コントの幕開けだ。

 藤浪「(西岡)剛さんの指示です。“何か面白いことやれ”って。当てろ、とは言われなかったですけどね」

 計測不能のスローボールは、明らかに「狙って」いた。顔色を変える先輩。ニヤリと笑う後輩。そして2球目だ。再び山なりのボールが頭の上へ。中田は怒った。バットを叩き付け、マウンドに詰め寄ろうとする。慌てて止める捕手の谷繁。球宴史上、前代未聞のパフォーマンスだった。

 中田「試合前に3人で相談した。1球目は(スローボールと)把握してたけど…。2球目は聞いてなかったからイラッとした!(最後は)完全にアドリブ。僕も凄く楽しかった」

 藤浪「2球目は谷繁さんの“もう一丁”というサプライズ。(中田が向かってきて)ちょっと怖かった」

 主演・藤浪、助演・中田。伏線は第1戦(札幌ドーム)。6回、藤浪が一塁ベースコーチを務めていた時だ。右翼から一塁に回った中田が、可愛い後輩に「あした、死球を当てたら行かしてもらうからな」と脅しをかけた。この「挑発」に、2人の大阪桐蔭の先輩・西岡が悪ノリして「脚本家」に。ここに谷繁が「演出家」として加わった。

 藤浪「でも、楽しめたのが半分と、失敗と後悔が半分で…。オールスターという雰囲気もあって力みまくった。ファンの方の期待には応えられなかったかな…」

 中田への「80キロくらい」という2球を含め2イニング、打者7人への30球はオール直球の力勝負だった。最速は151キロ。中田との爆笑劇も、最後は145キロ直球で空振り三振と見事に「オチ」を付けた。前日には20歳年上の大ベテラン、DeNA・三浦を相手にキャッチボール。「投手は走った方がいいぞ」と、あらためて基本の大切さを説かれた。この日のブルペンでは、中学生の頃から面識のあった広島・前田健と一緒に両腕をグルグルと回す「マエケン体操」。テレビカメラを意識し「撮られたらいいかな、と思っていた」と関西のノリで初の球宴を満喫した。夢舞台で大谷との新人対決は実現しなかったが、浪速のルーキーはそれに匹敵するインパクトを残した。(スポーツニッポン)
♪Yesterday Once More/The Carpenters

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