
(阪神)岩崎-福原-呉昇桓
【勝ち投手】福原(2勝1敗0S)
【負け投手】長田(0勝2敗0S)
【セーブ】呉昇桓(0勝0敗2S)
【本塁打】ブランコ2号ソロ(DeNA)
◇阪神、DeNAに競り勝つ 岩崎が好投
阪神が競り勝った。一回にマートンの適時打で先制。1―1の八回には暴投や失策など相手のミスに乗じ、3点を勝ち越した。岩崎が7回1失点と好投。福原が2勝目。呉昇桓は九回辛くも逃げ切り2セーブ目。
DeNAはベイスボールを連発し自滅。〔共同〕


ヒヤヒヤの甲子園初セーブだった。新守護神・呉昇桓が3点リードの9回に登板。3人でピシャリを期待したが、3安打に暴投も重なり2失点。最後は2死二塁から金城を148キロ高めの石直球で押し込み右飛に抑えたが、表情は最後まで厳しかった。
「自分の調子が悪かったから点を取られた。きょうはダメだった。コントロールミスが多かった」
先頭のブランコは145キロ、150キロと真っすぐを続けて遊飛。きょうの球の走りなら安心―。誰もがそう思ったはずが、2死一塁から雲行きが怪しくなった。荒波にも左前打され、続く黒羽根には二塁の頭を越される中前適時打を許した。なおも2死一、三塁から金城の5球目に暴投で1点差。一打同点の窮地に立たされながら、何とか逃げ切った。
「球の高さでミスが多かった。自分でも課題は分かっている。きょうは(ファンに)ジェット風船を持ったまま、長い間待たせてしまって申し訳ない」
試合後の取材では「ざんげ」で締めくくった。3月29日の巨人戦以来の2セーブ目を記録したものの、登板4試合すべてで安打を許し、3人で終われない事実が猛虎の守護神にとっては、何よりも悔しかった。(スポーツニッポン)
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