【投手】(中日)大野-浅尾-福谷-又吉-岩瀬
(阪神)メッセンジャー-呉昇桓-福原-安藤-加藤
【本塁打】ルナ10号ソロ(中日)
◇2-2で引き分け=プロ野球・阪神-中日
両チーム譲らず、2-2で引き分けた。1-1で延長に突入し、中日が十回にルナのソロ本塁打で勝ち越した。しかし、阪神はその裏、代打関本の適時打で同点。十二回には1死満塁の好機をつくったものの、勝ち越せなかった。(時事通信)![]()
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◇また“呉”算…阪神守護神「失投」ここ7戦で4度目失点
快音と同時に守護神の表情が変わった。不安な視線の先の白球は、虎党の悲鳴と同時にバックスクリーンへ消えた。あわや敗戦。呉昇桓がまたも失点。
「勝たないといけない試合でした」
負けなかったことが救いかと問われたクローザーは即、否定した。同点の十回に、リリーフ陣の先陣を切って登場。簡単に二死を奪った後だ。ルナへのウイニングショットが高めに浮いた。カウント1-2から、この日最速の153キロを運ばれた。最も警戒すべき本塁打。万全を期す、かつ勢いをつけるべく起用された男が、悲劇の主役になりかけた。
「完全に失投。打者が打ちやすい高めのゾーンに投げてしまった」
味方が追いついて黒星こそ免れたが、2試合連続、最近7度の登板で4度目の失点。和田監督が「球は悪くないが、配球を少し考えていかないといけない。追い込んでからの長打だから、なんとかなった(防げた)かなという感じ」と苦言を呈せば、中西投手コーチは「ルナの手が伸びるところに投げてしまった。ちょっと考えないとな」と、投球の修正や調整法を検討する意向を示唆した。 交流戦で救援失敗が目立った背番号22は、リーグ戦再開までの4日間でフォームも修正した。踏み出す足などを微調整した後だけに、嫌なつまずき方。ただ、配置転換などあるはずがない。同コーチも「それは揺るがないでつ」と、断言した。
チームにとっては欠かせない絶対的ストッパー。4、5月に実力は証明している。立ち直って、シーズンを通じてポジションを守ることは義務だ。(サンケイスポーツ)![]()
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◇和田阪神“ベストメンバー”で再スタート 西岡は5タコ
和田阪神が“ベストメンバー”で再スタートを切った。
リーグ戦再開となった27日の中日戦。先発メンバーが発表されると甲子園球場は歓声に包まれた。「1番、三塁・西岡」「6番、ライト・福留」——。「ここからこういうメンバーで、こういう戦い方をするというものを見せたい」。和田監督は力強い口調で言い切った。
3月30日の巨人戦で守備中に西岡と福留が激突し、西岡は長期離脱。開幕3戦目で攻守の要を失うというアクシデントに見舞われた。それでも代役・上本、マートンとゴメスの両助っ人の活躍などで首位争いを展開していた。しかし、戦力層の薄さはジワジワと忍び寄る。4月30日には貯金を最大「9」としたものの、ここからチームは下降モードに入り、交流戦終了時点では貯金ゼロに逆戻りしていた。
首位・巨人とのゲーム差は5・5。これ以上、引き離されれば逆転Vも難しくなってしまうタイミングで西岡の復帰のメドが立った。打撃不振のため二軍で調整していた福留も昇格。開幕前から温めていたベストメンバーで戦うことができる。再スタートには最高の条件が揃った。
西岡は8回に左中間を抜けるかという当たりを好捕されるなど不運もあり5打数無安打に終わった。何度もマウンドに足を運び、先発・メッセンジャーを激励するなど存在感を見せた。福留は7回に復活をアピールする左前打。12回にも右前打を放った。西岡、福留ともにまだまだ復帰したばかりで本調子ではない。チームは1—1の延長10回に守護神・呉昇桓がルナに一時勝ち越しとなる本塁打を許した。その裏、関本の適時打で再び同点と2-2の引き分けに持ち込んだが、重苦しさは残っている。ただ、追撃態勢が整ったことは間違いない。(東スポWeb)![]()
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♪Tried And Convicted/Bobby Womack(1944-2014)
(阪神)メッセンジャー-呉昇桓-福原-安藤-加藤
【本塁打】ルナ10号ソロ(中日)
◇2-2で引き分け=プロ野球・阪神-中日
両チーム譲らず、2-2で引き分けた。1-1で延長に突入し、中日が十回にルナのソロ本塁打で勝ち越した。しかし、阪神はその裏、代打関本の適時打で同点。十二回には1死満塁の好機をつくったものの、勝ち越せなかった。(時事通信)





快音と同時に守護神の表情が変わった。不安な視線の先の白球は、虎党の悲鳴と同時にバックスクリーンへ消えた。あわや敗戦。呉昇桓がまたも失点。
「勝たないといけない試合でした」
負けなかったことが救いかと問われたクローザーは即、否定した。同点の十回に、リリーフ陣の先陣を切って登場。簡単に二死を奪った後だ。ルナへのウイニングショットが高めに浮いた。カウント1-2から、この日最速の153キロを運ばれた。最も警戒すべき本塁打。万全を期す、かつ勢いをつけるべく起用された男が、悲劇の主役になりかけた。
「完全に失投。打者が打ちやすい高めのゾーンに投げてしまった」
味方が追いついて黒星こそ免れたが、2試合連続、最近7度の登板で4度目の失点。和田監督が「球は悪くないが、配球を少し考えていかないといけない。追い込んでからの長打だから、なんとかなった(防げた)かなという感じ」と苦言を呈せば、中西投手コーチは「ルナの手が伸びるところに投げてしまった。ちょっと考えないとな」と、投球の修正や調整法を検討する意向を示唆した。 交流戦で救援失敗が目立った背番号22は、リーグ戦再開までの4日間でフォームも修正した。踏み出す足などを微調整した後だけに、嫌なつまずき方。ただ、配置転換などあるはずがない。同コーチも「それは揺るがないでつ」と、断言した。
チームにとっては欠かせない絶対的ストッパー。4、5月に実力は証明している。立ち直って、シーズンを通じてポジションを守ることは義務だ。(サンケイスポーツ)


和田阪神が“ベストメンバー”で再スタートを切った。
リーグ戦再開となった27日の中日戦。先発メンバーが発表されると甲子園球場は歓声に包まれた。「1番、三塁・西岡」「6番、ライト・福留」——。「ここからこういうメンバーで、こういう戦い方をするというものを見せたい」。和田監督は力強い口調で言い切った。
3月30日の巨人戦で守備中に西岡と福留が激突し、西岡は長期離脱。開幕3戦目で攻守の要を失うというアクシデントに見舞われた。それでも代役・上本、マートンとゴメスの両助っ人の活躍などで首位争いを展開していた。しかし、戦力層の薄さはジワジワと忍び寄る。4月30日には貯金を最大「9」としたものの、ここからチームは下降モードに入り、交流戦終了時点では貯金ゼロに逆戻りしていた。
首位・巨人とのゲーム差は5・5。これ以上、引き離されれば逆転Vも難しくなってしまうタイミングで西岡の復帰のメドが立った。打撃不振のため二軍で調整していた福留も昇格。開幕前から温めていたベストメンバーで戦うことができる。再スタートには最高の条件が揃った。
西岡は8回に左中間を抜けるかという当たりを好捕されるなど不運もあり5打数無安打に終わった。何度もマウンドに足を運び、先発・メッセンジャーを激励するなど存在感を見せた。福留は7回に復活をアピールする左前打。12回にも右前打を放った。西岡、福留ともにまだまだ復帰したばかりで本調子ではない。チームは1—1の延長10回に守護神・呉昇桓がルナに一時勝ち越しとなる本塁打を許した。その裏、関本の適時打で再び同点と2-2の引き分けに持ち込んだが、重苦しさは残っている。ただ、追撃態勢が整ったことは間違いない。(東スポWeb)



