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Channel: 阪神守護天使・今日のおちちゃん
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7月21日(月)【阪神-巨人】(甲子園)◯3ー0

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『おちちゃんの劇場型タイガース』阪神タイガース公式スマホ・携帯サイトにて連載中!(毎週火・金曜日更新)


  【投手】(巨人)澤村
      (阪神)岩田-呉昇桓

【勝ち投手】岩田(8勝3敗0S)
【負け投手】澤村(1勝2敗0S)
 【セーブ】呉昇桓(1勝2敗23S)

◇岩田&梅野でG倒 阪神2・5差に接近
 阪神が2試合連続無失点で3連勝。岩田が8イニングを5安打、自身4連勝で8勝目。呉昇桓は23セーブ目。打線は2回に梅野の2点適時打で先制。8回には暴投で加点。巨人は決定打を欠いた。澤村は四球を含め、失点に自滅が絡んだ。
 3年ぶりの完封を目前にしても、特に意識はしなかったという。強力巨人打線を相手に、8イニングをゼロに封じこんでいた阪神の岩田は、9回を呉昇桓(オ・スンファン)に譲っても「別になかったですけどね」と、淡々と振り返った。
 7月に入り自身負けなしの3戦3勝で後半戦の開幕投手に指名された。本人は普通通りと強調したが、ベンチとしては今後“エース”として先頭に立ってもらいたいという期待をかけて送り出し、それに岩田が応えた。
 梅野の適時打で2点を先制して迎えた4回には2死一、二塁、5回も2死一、三塁とピンチを背負っても落ち着いて、それぞれ阿部を一ゴロ、片岡を右飛に打ち取り点を許さない。右から左に吹く強い浜風を味方につけ、左打者の内角を攻める投球を続けた。
 「中途半端にいくと打たれるから、いく時はいかないと。風が強い球場の特性もあるから」。最後まで打たせて取る投球を貫いた。これで首位・巨人と2・5ゲーム差。6月10日以来の最接近となり、和田監督は「まるで岩田が、江夏さんが投げているような」と、始球式でマウンドに立った往年のエースになぞらえ、たたえた。
 08年以来2度目の2桁勝利が見えてきた。「野手の方がしっかり守ってくれるから自分の投球ができる」と、控えめなコメントを残したが巨人キラーとしても復活の兆しがあるだけに、存在としてはますます大きくなる。(中日スポーツ)
◇虎・呉昇桓、日韓通算300S「特別な日になった」
 一塁手・ゴメスが白球を拾い上げるのを確認すると、石仏の表情がちょっぴり崩れた。2005年に韓国サムスンに入団してから、先発機会なし。職人の道をひた走ってきた。日韓通算300セーブ達成。同通算481試合目での大台到達を呉昇桓(オ・スンファン)が素直に喜んだ。
 「チームメートにハイタッチされて、特別な日になった。でも、300セーブをあげるためにやってきたわけじゃない。これからもたくさんのセーブを積み上げていく」
 九回先頭の長野に左前打。一死後、阿部に右前打を許し、一死一、二塁のピンチを招いた。それでも動じない。ロペスを一飛。代打・高橋由を一ゴロ。最速は152キロを計時した。交流戦では3度の救援失敗があったが、7月に入り、登板9試合連続無失点。ウイニングボールはG砲から受け取り、リーグトップを快走する23Sだ。
 今月遠征先の名古屋市内で15日、32歳を迎えた。わかめスープを飲んだ。母親への感謝の気持ちを伝える、韓国におけるバースデーの風習だった。そして携帯電話を手にした。いつもありがとう。海の向こうで応援してくれる母・キム・ヒョンドクさんに感謝の言葉を送った。
 翌16日。オモニ(韓国語で母親)の声も力に変え、中日戦(ナゴヤD)で299Sを挙げ、メモリアルに王手をかけた。試合終了は午後8時43分。その日に帰阪する選手が多い中、名古屋に残った。球団関係者に紹介してもらった韓国料理店に向かった。
 「監督、コーチ、チームメートらがやりやすい環境をつくってくれている。まったく問題ない」
 通訳を介さずにナインと談笑することで、日本語も覚えてきたが、周囲の配慮でチームに溶け込むことができた。パフォーマンスを発揮できる虎をあげてのアシストに謝意は尽きない。
 「300セーブという数字よりもチームが首位争いをしている中で初戦をとれたことが意義深い」
 最も脂が乗っている32歳。新天地での仕事は、誰よりもわかっている。逆転Vまで投げ続ける。(サンケイスポーツ)

♪Throwing Stones/Grateful Dead

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