








(セ・リーグ、中日10-0巨人、13回戦、巨人9勝4敗、25日、ナゴヤドーム)巨人は25日、中日13回戦(ナゴヤドーム)に0-10で大敗した。菅野智之投手(24)が五回途中8安打でプロ入り後、自身ワーストの8失点(自責点7)。今季最短でKOされ、5敗目(9勝)を喫した。
「力不足です。カードの頭(初戦)を任された投手が、一回に4点とられるようでは話にならない。疲れ? 言い訳はしたくない」
立ち上がりから直球が走らず、甘く入った変化球を痛打された。一回、森野に3ランを浴びるなど4失点すると、五回に和田に3ランを被弾。わずか65球で降板した。
疲労はピークだった。16日のヤクルト戦で8回132球を投げた後、19日の球宴第2戦(甲子園)で2回33球を投げた。この日は中5日での登板で「球宴からの調整に失敗したのが、この結果」(川口投手総合コーチ)だった。
打線も5安打無得点と沈黙。一回の守備では片岡が一塁に悪送球と、守備のミスも響いた。勝った2位・阪神に1・5ゲーム差に迫られた。
「先発ピッチャーもそうだけど、スターティングメンバーがもう少し奮起しないといけませんね。智之にしても、何人かの選手が『語るに足らず』だよ」と原監督。最近覚えた言葉を使いたかったようだ。(サンケイスポーツ)


(広島)前田-河内-中田-永川勝
【勝ち投手】榎田(1勝1敗0S)
【負け投手】河内(0勝1敗0S)
【セーブ】呉昇桓(1勝2敗24S)
【本塁打】田中6号ソロ(広島)
上本5号ツーラン(阪神)
◇榎田が今季初勝利 広島、リードを守れず
阪神が逆転勝ちした。1―3の七回に上本の2ランで追い付き、八回に今成の左翼線二塁打で勝ち越した。2番手の榎田が今季初勝利。福原、呉昇桓とつないで逃げ切った。
広島は前田がリードを守れず、救援陣も踏ん張れなかった。〔共同〕