







(巨人)杉内-田原誠-久保-青木-土田-江柄子
【勝ち投手】メッセンジャー(10勝8敗0S)
【負け投手】杉内(7勝5敗0S)
【セーブ】呉昇桓(1勝2敗28S)
【本塁打】俊介1号ソロ(阪神)
村田14号ソロ(巨人)
◇阪神 首位巨人に0・5差!メッセ 投げて打って対G戦シーズン4勝
2位・阪神がメッセンジャーの投打の活躍で首位攻防第1ラウンドに競り勝ち、首位・巨人に再び0.5ゲーム差と肉薄した。
同点の5回、先頭のメッセンジャーが杉内から右中間二塁打。1死二、三塁と攻め鳥谷の右犠飛でホームに滑り込み勝ち越しのホームを踏んだ。そして続く6回にも1死満塁で中前にはじき返す2点適時打。自らのバットで杉内をマウンドから引きずり降ろした。
3点リードのその裏、メッセンジャーは3連打で1点を失い、なおも無死満塁と絶体絶命のピンチを迎える。だが、井端を直球で空振り三振、代打セペダを152キロの直球で見逃し三振、代打ロペスをフォークで空振り三振と3者連続三振に斬り、最少失点でピンチを切り抜けた。
結局、6回を8奪三振の6安打2失点で4年連続の10勝目。対巨人戦は今季4勝で阪神の外国人投手ではシーズン5勝を挙げた88年のキーオ以来、26年ぶりとなった。
阪神は首位攻防の3連戦で先勝。13日も勝てば今季初めて単独首位に浮上する。(スポーツニッポン)
