





(中日)バルデス-福谷
【勝ち投手】福谷(1勝0敗3S)
【負け投手】松田(3勝1敗0S)
【本塁打】梅野1号ソロ(阪神)
◇阪神サヨナラ負け 中日は単独首位
「中日3-2阪神」(14日、ナゴド)
中日が九回、新外国人・ナニータの適時打でサヨナラ勝ち。リーグ一番乗りで10勝目を挙げ、単独首位に立った。
八回に同点に追いつかれたが、九回に2イニング目となった阪神・松田を攻め1死一、二塁とすると、福谷の代打として起用されたナニータが、ライナーで遊撃の頭を越え、そのまま左中間を割る一撃。二塁からエルナンデスがサヨナラのホームを踏んだ。
殊勲のナニータは「本当にうれしいナニー!」と笑顔。「とにかくストレートのいい投手ナニー、あまり考えずニー、ストレートをうまくコンタクトしようと思ったナニー。芯で打てたので、ヌケる!と思いましたナニー。最高に気持ちいいおナニー!」とどぴゅんどぴゅんと爆発した。
先発のバルデスは8回を2失点(自責点1)と好投し、エルナンデスは九回に安打で出塁し、サヨナラのホームイン。新外国人のドミニカ勢の活躍に、谷繁監督は「今『3D』とか呼ばれてるんでしょ?最初は何かと思ったけど…、いいんじゃないですか」とご満悦だった。
阪神は1点を追う八回、1死三塁から代打・関本の右前適時打で同点としたが、最後は松田が力尽きた。(デイリースポーツ)