









阪神マウロ・ゴメス内野手(30)とマット・マートン外野手(33)の「GM砲」が適時打で共演した。まずは1回1死一、二塁の好機で4番ゴメスが左前に適時打。「カウント3−1とバッティングカウントだったから、ベース盤の上を通るボールは積極的に打ちにいこうと思っていたんだ。それができた打席だったね」。試合前時点でリーグトップの防御率0・69を記録していたヤクルト石山から幸先よく先制点を奪った。
2死一、二塁からは「ええとこに落ちてくれたで〜」と振り返った6番マートンが、外角フォークを中前に落として2点目をゲット。助っ人コンビの2本の適時打で試合の流れを引き寄せた。(BIGLOBEニュース)










(阪神)岩田-安藤-高宮-福原-呉昇桓
【勝ち投手】岩田(1勝1敗0S)
【負け投手】石山(2勝2敗0S)
【セーブ】呉昇桓(0勝0敗9S)
◇粘投の阪神・岩田が待望の初勝利 「必ず報われると思って頑張った」
阪神先発の岩田が、今季5度目の先発登板で待望の初勝利。チームも3連勝した開幕カード(中日戦)以来となる久々の勝ち越しを、今季2度目の3連勝で飾った。
阪神は初回、制球の定まらないヤクルト先発・石山から一死一、二塁のチャンスを作ると、4番ゴメスがレフトへのタイムリーを放ち幸先良く先制。なおも二死一、二塁から6番マートンもセンター前へ落ちるタイムリーで続き、岩田の初白星をアシストした。
マートンは2-0で迎えた6回にも、一死三塁の好機でこの試合2打点目となるタイムリーをライトへ。この日も2安打2打点の活躍で自身5試合連続安打。昨季の首位打者がいよいよ調子を上げてきた。
先発の岩田は初回から毎回の10安打を浴びる苦しい投球。それでもヤクルト打線の拙攻にも助けられ0行進。最後のイニングとなった7回二死一、二塁のピンチでは4番雄平をこの日5つ目の三振で仕留め、渾身のガッツポーズを作った。
お立ち台に上がった岩田は「三者凡退が一度もなく、情けないピッチングだった」と反省。それでも「必ず報われると思って頑張りました。80周年ですし必ず優勝します」と力強い言葉で締めた。
8回は安藤が無死満塁のピンチを作ったが、3番手の高宮が併殺で切り抜け最少失点。9回は呉昇桓が締め、リーグ単独トップとなる9セーブ目を手にした。
対するヤクルトは、石山が立ち上がりに苦しみ6回3失点。悪いなりにも何とか試合を作ったが、試合前0.69だった防御率は1.41に悪化しランキング1位の座から陥落した。打線も阪神を上回る12安打を放ちながら3併殺で1得点。守りでも落球、パスボールと攻守両面で精彩を欠き、先週から続く連敗は3に伸びた。(マイナビニュース)
