【投手】(広島)野村-一岡-ジャクソン-中崎 (阪神)メンドーサ-石崎-岩崎-桑原-高橋
【勝ち投手】一岡(6勝2敗1S)
【負け投手】岩崎(4勝1敗0S)
【セーブ】中崎(4勝1敗8S)
【本塁打】中谷20号(阪神)
陽川1号(阪神)
◆広島 2年連続8回目のリーグ優勝 ◇セ・リーグ 広島3—2阪神(2017年9月18日 甲子園) 広島がマジック1で迎えた阪神戦に3—2で競り勝ち、37年ぶりとなるセ・リーグ連覇を達成した。台風18号の影響で17日のヤクルト戦(マツダ)が中止となり26年ぶりとなる地元Vは逃したが、2位・阪神との直接対決を制して2年連続8度目となる優勝を決めた。 広島は初回、2死三塁からこの日32歳の誕生日を迎えた4番・松山の中前適時打で先制。4回には1死一、三塁から先発投手の野村がスクイズを決めて追加点を挙げ、2点をリードした。だが、その裏、野村が中谷にバックスクリーンへ20号ソロを打たれて1点差に迫られると、7回にはこの回から登板した2番手・一岡が先頭打者の代打・陽川にバックスクリーン左へ1号ソロを許して2—2の同点。 そして迎えた8回、この回から登板した阪神3番手・岩崎から菊池、丸が連続四球で出塁すると、1死一、二塁で登板した4番手・桑原の初球、外角高めの直球をバティスタが叩いて左前へ勝ち越しタイムリー。8回からジャクソン、9回から中崎の継投で1点差を守り切った。 広島はシーズンを通じて4連敗が2度あっただけで4月に10連勝、5月に7連勝、9月に9連勝と大型連勝で順調に白星を重ね、136試合目のこの日で84勝目をマーク。8月23日のDeNA戦(横浜)で23歳の若き主砲・鈴木が右内くるぶしを骨折するアクシデントに見舞われたが、代わりに4番へ座った松山が4割を超える驚異的な高打率で穴を埋めるなど圧巻の連覇となった。 試合後、緒方監督が選手たちの手によって胴上げ、11度空に舞った。(スポーツニッポン)
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◆闘病の赤松、広島ナインに力…歓喜の瞬間も共に 18日にプロ野球のセ・リーグ連覇を決めた広島カープの昨季優勝メンバーで、今季はチームを離れて闘病生活を続けてきた赤松真人選手(35)が、甲子園で歓喜の瞬間を見守った。 昨季終了後に胃がんが見つかり、今年1月に手術。抗がん剤治療の副作用に苦しみながらも懸命に病気と闘う姿を見て、ナインは気持ちを一つにしてきた。胴上げにも参加した赤松選手は、「優勝は励みになった。(復帰を目指して)頑張ることが恩返しになる」と表情をほころばせた。 赤松選手は2005年に立命大から阪神に入団し、3年後に広島に移籍。俊足を生かし、昨季は主に代走や外野の守備固めとして89試合に出場し、25年ぶりの優勝に貢献した。 その喜びもつかの間、昨年12月、胃がんが見つかった。胃の半分を摘出したが、リンパ節にも転移しており、半年にわたって抗がん剤治療を受けた。吐き気や下痢などの副作用に悩まされ、体重も10キロ減った。(読売新聞)
【勝ち投手】一岡(6勝2敗1S)
【負け投手】岩崎(4勝1敗0S)
【セーブ】中崎(4勝1敗8S)
【本塁打】中谷20号(阪神)
陽川1号(阪神)
◆広島 2年連続8回目のリーグ優勝 ◇セ・リーグ 広島3—2阪神(2017年9月18日 甲子園) 広島がマジック1で迎えた阪神戦に3—2で競り勝ち、37年ぶりとなるセ・リーグ連覇を達成した。台風18号の影響で17日のヤクルト戦(マツダ)が中止となり26年ぶりとなる地元Vは逃したが、2位・阪神との直接対決を制して2年連続8度目となる優勝を決めた。 広島は初回、2死三塁からこの日32歳の誕生日を迎えた4番・松山の中前適時打で先制。4回には1死一、三塁から先発投手の野村がスクイズを決めて追加点を挙げ、2点をリードした。だが、その裏、野村が中谷にバックスクリーンへ20号ソロを打たれて1点差に迫られると、7回にはこの回から登板した2番手・一岡が先頭打者の代打・陽川にバックスクリーン左へ1号ソロを許して2—2の同点。 そして迎えた8回、この回から登板した阪神3番手・岩崎から菊池、丸が連続四球で出塁すると、1死一、二塁で登板した4番手・桑原の初球、外角高めの直球をバティスタが叩いて左前へ勝ち越しタイムリー。8回からジャクソン、9回から中崎の継投で1点差を守り切った。 広島はシーズンを通じて4連敗が2度あっただけで4月に10連勝、5月に7連勝、9月に9連勝と大型連勝で順調に白星を重ね、136試合目のこの日で84勝目をマーク。8月23日のDeNA戦(横浜)で23歳の若き主砲・鈴木が右内くるぶしを骨折するアクシデントに見舞われたが、代わりに4番へ座った松山が4割を超える驚異的な高打率で穴を埋めるなど圧巻の連覇となった。 試合後、緒方監督が選手たちの手によって胴上げ、11度空に舞った。(スポーツニッポン)
