

阪神マウロ・ゴメス内野手(29)が3号2ランを放った。2-1で迎えた3回1死一塁で、中日先発山井の変化球をバックスクリーン左に運んだ。
「しっかりとボールをとらえることができたよ。1点差になった直後だったので、いいところで打てて良かった」。これで阪神の助っ人勢では、89年のフィルダーを抜いて開幕から22試合連続出塁の新記録となった。
試合後は「こういう形で記録を抜けたのはうれしいけど、チームの勝利に貢献するのを続けていきたい」と冷静だった。(日刊スポーツ)




阪神の藤浪は中日打線を2安打に抑えながらも、7回途中4失点で降板。四死球は6と制球が乱れた。自身2勝目を逃し「何とか悪いなりにはまとめられたけど、序盤からよくなかった」と肩を落とした。
7回は先頭の森野を歩かせると、和田にはストライクが1球も入らずに、連続四球でピンチを招いた。続く堂上直のバント処理では、一塁へ悪送球し、1点を献上。無死二、三塁と傷口を広げたところで、マウンドを降り「気持ちが入りすぎて、力んでしまった」と唇をかんだ。(スポーツ報知)




(中日)山井-高橋-又吉-田島-祖父江
【勝ち投手】加藤(3勝0敗0S)
【負け投手】田島(2勝2敗0S)
【本塁打】ゴメス3号ツーラン(阪神)
◇阪神が4連勝、14安打で10得点
阪神が4連勝。藤浪が七回に乱れて4―4の同点となったが、八回に代打・新井貴の左前打、上本の2点適時打で勝ち越した。九回に3点を加え、14安打で10得点した。
中日は田島が誤算。打線も4安打と低調だった。〔共同〕
◇代打の切り札阪神新井貴が決勝タイムリー
阪神新井貴浩内野手(37)が決勝タイムリーを放った。
同点に追いつかれた直後の8回1死満塁、代打で登場すると、中日田島の速球を左前へ。勝ち越し適時打でチームの4連勝を呼び込んだ“切り札”は「相手どうこうは関係なく打てると思った球にどんどん反応していかないと。思いっきりよく振ろうと決めていた」と振り返った。(日刊スポーツ)
