(阪神)能見-渡辺-金田-榎田
【勝ち投手】浜田(4勝0敗0S)
【負け投手】能見(5勝7敗0S)
【本塁打】ルナ11号スリーラン(中日)
◇能見９失点の大乱調 阪神ゴレンパイでついに４位転落
阪神が大敗し、４月６日以来守ってきたＡクラスから陥落した。
先発した能見がふがいなかった。球の切れも球威も欠いた。１回、先頭から３連打されて先制を許すと、続くルナには左中間に完璧な３ランを運ばれた。さらに、ゴメスと上本が失策を犯して足を引っ張る。この回、計８点を奪われて早々と大勢は決した。
５月２４日に挙げた５勝目を最後に、能見は１カ月以上、白星から遠ざかる。チームの連敗阻止の期待がかかったマウンドは、３回途中までに９失点する大乱調。エースは「迷惑をかけっぱなし」と言った。
●和田監督（神） 中日に連敗し、Ｂクラスに転落。「たくさんのファンの方が来て下さったのに、本当に申し訳ないと思う」
●能見（神） ３回途中９失点の大乱調に「迷惑をかけっぱなし」。５月２４日を最後に１カ月以上、白星なし。
●上本（神） 二塁の守備で３失策。「チームに申し訳ない。反省して練習からしっかりやっていきたい」
●中西投手コーチ（神） 大崩れした能見について、「１回からよくなかった。球に力がなかった」。
▼能見（神）が脇腹付近に違和感 ２９日の中日戦（甲子園）の３回２死、ルナに四球を与えた後に降板した。和田監督らによると左脇腹付近に違和感が出たという。３０日以降の様子を見るという。（朝日新聞）
◆中日が勝率５割で３位浮上
中日が大勝で勝率５割とし、３位浮上。一回にルナの１１号３ランなど７安打で一挙８点。計１３安打で１０点を奪った。浜田が六回途中２失点で無傷の４勝目。
阪神は１分けを挟む５連敗で４位転落。能見が９失点。守備も４失策と乱れた。（MSN産経ニュース）
